小国郷循環バス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

小国郷循環バス(おぐにごうじゅんかんバス)は、産交バスが運行する路線バスである。

以前は、熊本県阿蘇郡小国町南小国町が共同で運行するコミュニティバスであったが、後年に運行開始した小国郷中心市街地バス「にじバス」にコミュニティバスとしての役割を継承した。こちらについても後述する。

小国郷循環バス

[編集]

概要

[編集]
  • コミュニティバス時代はぐる〜とバスという愛称があった。
  • 右廻り循環と左廻り循環の2ルートからなる。
  • 2017年10月1日にダイヤ改正が行われている[1]

ルート

[編集]
右廻り循環:(毎日運行/平日4往復8便、土休日3往復6便[注釈 1]
ゆうステーション - 公立病院入口 - 小国中央 - 小国大橋口 - 宮の下 - 皿山 - 松原(黒川) - 駄原 - 坂本(小国) - 深松 - 上田 - 永江観音 - 広田 - 旗返し - 波居原 - 波居原公民館前 - 長迫 - 高鼻 - 下田原 - 田の原 - 薬師温泉入口 - 黒川保育所前 - 黒川 - 東黒川 - 白川入口 - 白川温泉 - 白川集会場前 - 白川下 - 小田温泉 - バイパス田原 - 満願寺入口 - 動馬木 - 荒倉 - 竹の熊 - 市原上町 - 南小国農協前 - 南小国役場前 - 矢津田 - 下矢津田 - めぐり渕 - 関田 - 小国郷農協前 - 田迎 - 小国高校前 - 蔵原 - 公立病院入口 - ゆうステーション
左廻り循環:(毎日運行/全日1日3往復6便[注釈 2]
ゆうステーション - 公立病院入口 - 蔵原 - 小国高校前 - 田迎 - 小国郷農協前 - 関田 - めぐり渕 - 下矢津田 - 矢津田 - 南小国役場前 - 南小国農協前 - 市原上町 - 竹の熊 - 荒倉 - 動馬木 - 満願寺入口 - バイパス田原 - 小田温泉 - 白川下 - 白川集会場前 - 白川温泉 - 白川入口 - 東黒川 - 黒川 - 黒川保育所前 - 薬師温泉入口 - 田の原 - 下田原 - 高鼻 - 長迫 - 波居原公民館前 - 波居原 - 旗返し - 広田 - 永江観音 - 上田 - 深松 - 坂本(小国) - 駄原 - 松原(黒川) - 皿山 - 宮の下 - 小国大橋口 - 小国中央 - 公立病院入口 - ゆうステーション

運行会社・車両

[編集]
  • 運行会社:産交バス阿蘇営業所
  • 運賃は通常のキロ加算(均一運賃ではない)。現金またはSUNQパス(全種類)・わくわく1dayパス(熊本県内版のみ)・くまモンのICカードにおいて利用可能。
  • 車両は通常の小型車両が使用される。コミュニティバス時代は観光タイプの小型車両(三菱ふそう・エアロミディMJ)が専属で使用され、車体には山を背景に杉や温泉を象ったイラストが描かれていた。同車はのちに一般路線カラーに塗り替えられて引き続き使用されたが、現在は離脱した模様。

小国郷中心市街地バス

[編集]

概要

[編集]

小国郷中心市街地バスは、2021年10月1日より熊本県阿蘇郡小国町と南小国町が共同で運行するコミュニティバス。

小国町では中心部の宮原地区の交通網が手薄で、南小国町はスーパーがないため小国町に買い物に行く住民が多く、さらには交通弱者対策も含め、両町でつくる「小国郷地域公共交通会議」が2020年から共同運行に向けて協議の末、運行開始にこぎ着けた。

愛称は「にじバス」。由来は「両町を結ぶ虹の架け橋となるように」という想いから、一般公募の結果採用された[2]

ルート

[編集]
小国方面(上り)月 - 金(祝日を除く)1日5便
温泉館きよら-市原本町-市原-南小国町農協前-南小国町郵便局-蓮田クリニック-南小国町役場-きよらカアサ-ドラモリ-関田-仁瀬上-仁瀬下-悠愛-JA-田迎-小国高校前-倉原-フレイン-熊本銀行前-ゆうステーション-けやき広場-公立病院-肥後銀行前-小学校通り-帯田住宅-帯田-宮の下-小国大橋口-小国町役場-(郵便局前)-(上広瀬)-柏田住宅前 
南小国方面(下り)月 - 金(祝日を除く)1日5便
※上りの逆廻り
  • 上りは郵便局前には停車しない。
  • 下りは上広瀬には停車しない。
  • 小学校通りは上り1便目と5便目のみ不停車。

運行会社・車両・運賃

[編集]
  • 運行は地元の運送会社に委託している。
  • 車両は両町が国の交付金を活用して購入したジャンボタクシー形式の10人乗りワゴン車(トヨタ・ハイエース)が2台使用されている。
  • 運賃は大人200円・子供(小学生以下)100円の均一運賃であるが、大人運賃で両町間を跨いで利用する場合はプラス100円の追加料金が掛かる。支払いは現金のみで、専用回数券はなく、バス会社発行の乗車券等(SUNQパス・ICカードなど)は一切使用できない。

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 2008年時点では全日1日4便
  2. ^ 2008年時点では1日2便

出典

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]