クッサン・ド・リヨン
ナビゲーションに移動
検索に移動
クッサン・ド・リヨン(フランス語: Coussin de Lyon)はフランス・リヨンの銘菓[1][2]、砂糖菓子(コンフィズリー)である[3]。単にクッサンと呼ばれることもある[1]。鮮やかなグリーンの外観が特徴[4]。
「クッサン」は「クッション」の意で、祈りの際に用いられるクッションをかたどったことから名付けられている[1][4]。リヨンでは17世紀にペストが流行した際、クッションの上に金貨を乗せたものを教会に捧げたところ、ペストの流行が収まったという伝説がある[4]。
キュラソーの効いたガナッシュをマジパンでくるんだ一口サイズの砂糖菓子である[3][2][5]。マジパンにはオレンジキュラソーを入れて作るため、グリーンに仕上がる[4]。
1960年にリヨンのショコラティエ・ヴォワザンが創作した砂糖菓子である[5]。大変な人気菓子であり、他のパティスリーやショコラティエによる類似品も作られている[5]。
出典
[編集]- ^ a b c 「リヨン歴史地区」『世界遺産の街を歩こう』学研プラス、2012年、15頁。ISBN 978-4059127369。
- ^ a b KEICO (2023年1月3日). “パリのお土産Vol.28☆”. Madame FIGARO japon. 2023年6月26日閲覧。
- ^ a b 「口の中に広がる甘い幸せ 砂糖菓子コンフィズリー」『ララチッタパリ』(2024年版)JTBパブリッシング、2023年、99頁。ISBN 978-4533154546。
- ^ a b c d “"グレーテル"のスタジオから【美食の都リヨンの絹のクッション】”. .tsuji. 辻調グループ (2017年5月18日). 2023年6月26日閲覧。
- ^ a b c “パリにも出店する高級ショコラティエ「ヴォワザン」のおすすめは?”. ガジェット通信 (2019年2月17日). 2023年6月26日閲覧。
外部リンク
[編集]- リヨンのチョコラティエVOISIN - フランス語