弦楽八重奏

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弦楽八重奏(げんがくはちじゅうそう)は、通常弦楽四重奏の倍、すなわちヴァイオリン4本、ヴィオラ2本、チェロ2本の編成で演奏される。

ベートーヴェンと同時代のシュポーアが弦楽四重奏団を二つ用いる複弦楽四重奏曲をのこしているが、1825年にメンデルスゾーンが作曲した弦楽八重奏曲によってこの形式に新生面が開かれた。実際の演奏では、既成の弦楽四重奏団が二つ集まって演奏することが多い。

主な弦楽八重奏曲

このジャンルでは、メンデルスゾーンの変ホ長調が演奏機会が多く、親しまれている。他にはショスタコーヴィチが比較的知られ、初期の前衛的な作風から演奏機会が増えつつある。