チャンピオンステークス

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チャンピオンステークス
1979年の勝ち馬ノーザンベイビー
oil on canvas painted by Bob Demuyser (1920-2003)
開催国 イギリスの旗イギリス
主催者 英国競馬統括機構
競馬場 アスコット競馬場
創設 1877年
2021年の情報
距離 芝9f212ヤード(約2004m)
格付け G1
賞金 賞金総額120万ポンド[1]
出走条件 サラブレッド3歳以上
負担重量 定量戦
*3歳牡・騸馬 9ストーン=126ポンド(≒57.15kg)
*4歳以上牡・騸馬 9ストーン5ポンド=131ポンド(≒59.4kg)
*牝馬は3ポンド(≒1.4kg)減量[1]
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チャンピオンステークスChampion Stakes)は、イギリス・ロンドンから西36マイルに位置するバークシャー州、ウィンザー城の西南アスコットにあるアスコット競馬場にて芝9ハロン212ヤード(約2004m)で行われる競馬競走

概要

創設当時、ニューマーケット競馬場の秋に大きな競走が無かったため、イギリスの競馬の1年を締め括る競走として創設された。競走当日はブリティッシュチャンピオンズデーとして色々な行事が行われる。現在は10月初めにフランス凱旋門賞が、11月初めにはアメリカブリーダーズカップが行われるため、2競走の間で開催される同競走は回避される傾向がある。しかし、同レースが10ハロン(約2000メートル)という、近年でもっとも種牡馬価値を決めるうえで重要視されている距離であることが影響して、このレースの価値が再び上がってきている。

創設から2010年までは、1度の代替開催も行うことなく一貫してイギリスサフォーク州ニューマーケットのニューマーケット競馬場の芝10ハロンの直線コースで行われていたが、2011年、ブリティッシュ・チャンピオンズシリーズが創設されるに伴い、「英国の平地競走シーズン閉幕を最高の競馬開催で飾るため」に、それまで行われてきた「ブリティッシュチャンピオンズデー」の内容の充実化が図られ、その目玉として、ブリティッシュチャンピオンズデーをアスコット競馬場へ移転することが決まった。[2]旧来アスコット競馬場で行われてきたクイーンエリザベス2世ステークスの施行時期をずらしてQIPCOチャンピオンズデーに組み込まれ、さらにチャンピオンステークスとクイーンエリザベス2世ステークスについては賞金額の大幅な増額が行われる。

QIPCOチャンピオンズデーで行われる主な競走

なお、それまでアスコット競馬場で行われていたフィリーズマイルとロイヤルロッジステークス(G2)の2競走については、ブリティッシュチャンピオンズデーと交換する形でニューマーケット競馬場に移転する。

歴史

優勝馬

日本調教馬の成績

脚注・出典

参考文献

注釈

出典

  1. ^ a b IFHA Race Detail Qipco Champion Stakes2014年11月12日閲覧。
  2. ^ http://www.jairs.jp/contents/w_news/2010/21/1.html
  3. ^ 2014年レース結果 - レーシングポスト、2014年10月21日閲覧
  4. ^ 2015年レース結果 - レーシングポスト、2015年10月20日閲覧
  5. ^ 2016年レース結果 - レーシングポスト、2016年10月16日閲覧
  6. ^ 2017年結果 - レーシングポスト、2017年10月22日閲覧
  7. ^ 2018年結果 - レーシングポスト、2018年10月21日閲覧
  8. ^ 2019年レース結果”. racingpost (2019年10月19日). 2019年10月20日閲覧。

外部リンク